- 適応症
- 切除が不可能なEGFR遺伝子増幅陽性固形がん(食道がん、胃がん、小腸がん、尿路上皮がんまたは乳がんに限る。)
- 技術の実施期間
- 2022/09/01~
- 療養内容
- 分子標的薬であるネシツムマブを静脈内に投与する治療法です。
ネシツムマブは上皮成長因子受容体(EGFR)を阻害してがん細胞の増殖を抑える作用があり、切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺がんの治療薬としてすでに保険適用になっています。
この先進医療で、適応症の各がんでもがんが縮小したり、治療見通しの改善が期待されます。
※EGFRはがん細胞の表面に認められる、がんの増殖に関わるたんぱく質の一つです。EGFR遺伝子が増幅していると、がん細胞の増殖のスイッチが常にオンになっている状態となり、がんが進行しやすくなります。切除が不可能な食道がん、胃がん、小腸がん、尿路上皮がん、乳がんといった固形がんで、EGFR遺伝子の増幅が確認されたケース(陽性)が適応症です。
- 部位分類
- がん
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
---|---|---|---|---|
埼玉県 | 埼玉県立がんセンター |
〒362-0806 北足立郡伊奈町大字小室780 |
048-722-1111 | 2023/05/01~ |
千葉県 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 東病院 |
〒277-8577 柏市柏の葉6-5-1 |
04-7133-1111 | 2022/09/01~ |
東京都 | 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 |
〒105-8470 港区虎ノ門2-2-2 |
03-3588-1111 | 2023/05/01~ |
東京都 | 慶應義塾大学病院 |
〒160-8582 新宿区信濃町35 |
03-3353-1211 | 2022/09/01~ |
神奈川県 | 聖マリアンナ医科大学病院 |
〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1 |
044-977-8111 | 2023/05/01~ |
愛知県 | 愛知県がんセンター |
〒464-8681 名古屋市千種区鹿子殿1-1 |
052-762-6111 | 2023/05/01~ |
愛知県 | 国立大学法人 名古屋大学医学部附属病院 |
〒466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65 |
052-741-2111 | 2022/09/01~ |
京都府 | 京都大学医学部附属病院 |
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54 |
075-751-3111 | 2022/09/01~ |
大阪府 | 近畿大学病院 |
〒589-8511 大阪狭山市大野東377-2 |
072-366-0221 | 2023/05/01~ |
- 1
※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。