- 適応症
- 包括的高度慢性下肢虚血(閉塞性動脈硬化症を伴うものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2024/07/01~
- 療養内容
- 患者自身の骨髄液から血管に成長することができる細胞(血管内皮前駆細胞)を含んだ単核球細胞を取り出し、血流が低下した脚の骨格筋内に注射して移植し、新たな毛細血管を作り出す治療法です。この先進医療で新たな血管が作り出されることで、適応症による疼痛の軽減や下肢機能の改善・保持から、QOL(生活の質)の向上や病気の見通し(予後)の改善などが期待されます。ただし、この治療は標準治療との比較試験として行われるため、どちらの治療法が選択されるかは、患者、医師のどちらもわかりません。
※包括的高度慢性下肢虚血とは、下肢虚血(血流低下)、組織欠損、神経障害、感染といった脚の切断リスクのある病気の総称です。脚の血流が著しく低下し、安静にしていても四肢が痛んだり、壊疽(えそ)や潰瘍を起こしたりすることがあります。このうち、脚の動脈硬化によって脚の血流が滞った閉塞性動脈硬化症を伴う場合が適応症です。
- 部位分類
- 循環器
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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東京都 | 日本医科大学付属病院 |
〒113-8603 文京区千駄木1-1-5 |
03-3822-2131 | 2024/07/01~ |
神奈川県 | 公立大学法人 横浜市立大学附属病院 |
〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 |
045-787-2800 | 2024/09/01~ |
京都府 | 京都府立医科大学附属病院 |
〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465 |
075-251-5111 | 2024/07/01~ |
広島県 | 広島大学病院 |
〒734-8551 広島市南区霞1-2-3 |
082-257-5555 | 2024/10/01~ |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。