- 適応症
- 神経芽腫(COGリスク分類またはINRG治療前分類で高リスク群と診断されるものであって、化学療法および造血幹細胞移植が行われる予定のものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2017/07/01~2020/06/30終了
- 療養内容
- 放射性ヨウ素(I・アイ)131を標識にしたメタヨードベンジルグアニジン(MIBG)という薬剤を点滴で静脈に入れて腫瘍細胞に到達させ、腫瘍内部から放射線照射を行う療法です。131I-MIBGは、体内のすべての腫瘍細胞に集積し、そこでベータ線という放射線を放出して、腫瘍を死滅させると考えられています。抗がん薬などによる従来の療法と比べた場合よりも、体の負担の軽減や治療効果の向上をめざします。
※神経芽腫は、交感神経節や左右の腎臓の上部に位置する副腎、いわば体の背中側から発生する子どものがんです。神経芽腫と診断されるのは0歳が最も多く、次いで3歳前後、10歳以降はまれ、といわれています。初期にはほとんどが無症状ですが、進行してくると、おなかが腫れて大きくなったり、硬いしこりがわかる場合もあるとされています。
- がん分類
- 小児特有のがん
- 部位分類
- がん
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
---|---|---|---|---|
石川県 | 金沢大学附属病院終了 |
〒920-8641 金沢市宝町13-1 |
076-265-2000 | 2017/07/01~
2020/06/30 |
- 1
※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。