- 適応症
- 急性呼吸窮迫症候群(従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2022/05/01~
- 療養内容
- 全身麻酔の際の鎮静薬として使用されるセボフルランを、呼吸の抑制のために投与する療法です。すでにセボフルランには、呼吸抑制作用や軽度の筋弛緩作用があることがわかっています。
人工呼吸器管理下では、努力呼吸(通常の呼吸筋以外の補助筋も働かせて行われる呼吸)による換気量を一定量以下に抑えることが肺を守ること(肺保護換気)につながります。
この先進医療で、人工呼吸器管理下の努力呼吸を抑え、換気量を減らして肺保護換気を可能にすることで、全身状態の改善が期待されます。
※急性呼吸窮迫症候群は、重い肺炎や敗血症、外傷などが原因となって重度の呼吸不全を起こす病気の総称です。このうち、人工呼吸器管理下で、従来の鎮静薬では患者自身の呼吸を制御できなかったケースが適応症です。
- 部位分類
- 呼吸器
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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兵庫県 | 神戸大学医学部附属病院 |
〒650-0017 神戸市中央区楠町7-5-2 |
078-382-5111 | 2022/05/01~ |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。