- 適応症
- 汎発型の皮疹(皮膚科専門医(一般社団法人日本専門医機構又は公益社団法人日本皮膚科学会が認定したものをいう。以下同じ。)が重症又は重症化の可能性があると判断したものであって、薬疹が疑われるものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2018/04/01~
- 療養内容
- 最新の全自動免疫測定装置を使って、血液中のTARCという物質の濃度を迅速に測定する技術です。
重症薬疹のタイプによってTARCの濃度に差が出ることを利用して、重症薬疹のタイプを判別します。重症薬疹は、発症早期には問診などでは疾患の判別が難しいのが現状です。また、同様の測定を従来は検査機関に委託しており、結果が得られるまでに数日かかっていましたが、この先進医療では20分以内で自動測定を行うことが可能です。
重症薬疹を発症の早期に診断することで、それぞれに適した治療が可能になることが期待されます。
※汎発型の皮疹は全身の皮膚に出た発疹であり、薬剤が原因の発疹を薬疹といいます。重症薬疹には、スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死(えし)症、薬剤性過敏症症候群など、いくつかのタイプがあります。
- 部位分類
- 皮膚
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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千葉県 | 国際医療福祉大学成田病院 |
〒286-8520 成田市畑ケ田852 |
0476-35-5600 | 2022/09/01~ |
大分県 | 大分大学医学部附属病院 |
〒879-5593 由布市挾間町医大ヶ丘1-1 |
097-549-4411 | 2021/11/01~ |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。