- 適応症
- 腫瘍、顎骨骨髄炎(がくこつこつずいえん)、外傷等の疾患による広範囲の顎骨または歯槽骨欠損(上顎にあっては連続した3分の1顎程度以上の顎骨欠損または上顎洞もしくは鼻腔への交通が認められる顎骨欠損に限り、下顎にあっては連続した3分の1顎程度以上の歯槽骨欠損または下顎区域切除以上の顎骨欠損に限り、歯槽骨欠損にあっては歯周疾患および加齢による骨吸収を除く。)
- 技術の実施期間
- 2016/01/01~2023/04/30終了
- 療養内容
- 患者自身の腰の骨から骨髄液を採取し、間葉系細胞を培養したうえで、顎骨や歯槽骨の欠損した部位に移植し、骨を再生させる療法です。移植する間葉系細胞には、骨に変化する能力があります。
従来の腸骨や人工骨を移植する療法に比べて、体への負担が軽くすみます。顎骨の再生により、歯科インプラントの埋入などの治療を可能にし、噛んだり飲み込んだりする力を改善させることで、QOL(生活の質)の向上をめざします。
※顎骨は顎の骨であり、歯槽骨は歯茎の中にあって、歯の土台になっている骨です。腫瘍の摘出手術やけがなどによって、これらの骨が広範囲に失われると、顔面が変形したり、噛んだり飲み込んだりする力が低下します。
- 部位分類
- 歯
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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愛知県 | 国立大学法人 名古屋大学医学部附属病院終了 |
〒466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65 |
052-741-2111 | 2016/01/01~
2023/04/30 |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。