- 適応症
- スティーブンス・ジョンソン症候群、眼類天疱瘡(てんぽうそう)または熱・化学腐食に起因する難治性の角結膜疾患(角膜上皮幹細胞が疲弊することによる視力障害が生じているもの、角膜上皮が欠損しているものまたは結膜嚢(けつまつくのう)が癒着しているものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2013/07/01~2017/11/30終了
- 療養内容
- 自身の口腔粘膜(口の中の粘膜)や、再生医療によく使われる羊膜(胎盤の一部)を使って作成した上皮シートを目の角膜に移植し、視力の改善や上皮の修復(角膜再建)、結膜の癒着の解除(結膜嚢再建)をめざす療法です。
口腔粘膜からは、目の角膜上皮に似た性質をもつ口腔粘膜上皮細胞を取り出すことができ、これを羊膜の上で培養して、移植する上皮シートを作成します。
※スティーブンス・ジョンソン症候群は皮膚や粘膜に対する重症の免疫異常、眼類天疱瘡は自己免疫疾患です。このほか、目のやけどや化学物質に触れたことによる重症の角結膜疾患にかかっており、視力障害がある、角膜上皮が欠けている、結膜嚢が癒着している場合に適応となります。
- 部位分類
- 眼
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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京都府 | 京都府立医科大学附属病院終了 |
〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465 |
075-251-5111 | 2013/07/01~
2017/11/30 |
兵庫県 | 先端医療センター終了 |
〒650-0047 神戸市中央区港島南町2-2 先端医療センター2F |
078-304-5200 | 2013/07/01~
2017/11/30 |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。