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末梢血単核球移植による血管再生治療

まっしょうけつたんかくきゅういしょくによる けっかんさいせいちりょう

適応症
慢性閉塞性動脈硬化症またはバージャー病(従来の内科的治療および外科的治療が無効であるものに限り、三年以内に悪性新生物の既往歴を有する者または未治療の糖尿病性網膜症である者に係るものを除く。)
技術の実施期間
2005/06/01~
療養内容
血管内皮前駆細胞という血管になる能力がある細胞を含む単核球(血液成分のひとつ)は、主に骨の中心部にある造血組織である骨髄に存在していますが、血管内の血液である末梢血にも存在し、とくに末梢血単核球と呼ばれます。 この末梢血単核球を、手足の血流が不足した部位に注射して、末梢血管の再生を図り、血流の改善をめざす治療法です。
慢性閉塞性動脈硬化症、バージャー病はともに、動脈硬化の悪化によって手足の血管が詰まる病気です。バージャー病は閉塞性血栓血管炎とも呼ばれ、炎症を伴うのが特徴です。血流の悪化から、手足の先端の冷感やしびれ、歩行中の痛みから歩行困難、さらには、壊死(えし)による患部の切断もあり得ます。
部位分類
循環器
都道府県 機関名 所在地 電話番号 実施期間
三重県 国立大学法人 三重大学医学部附属病院 〒514-8507
津市江戸橋2-174
059-232-1111 2013/03/01~

※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。

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