シクロホスファミド静脈内投与および自家末梢血幹細胞移植術の併用療法
しくろほすふぁみど じょうみゃくないとうよおよび じかまっしょうけつ かんさいぼういしょくじゅつの へいようりょうほう
- 適応症
- 全身性強皮症(ステロイドまたは少なくとも一種類のステロイド以外の免疫抑制剤に抵抗性を有するものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2017/08/01~
- 療養内容
- まず、免疫抑制剤であるシクロホスファミドを用いて免疫の働きを抑えながら、顆粒球・コロニー刺激因子(G-CSF)を使って自家末梢血幹細胞を取り出します。さらに、シクロホスファミドを用いて異常な免疫反応を抑えた後に、精製した自家末梢血幹細胞を静脈注射で移植します。これによって、免疫の働きを再構築することで、重症の全身性強皮症の改善や寛解(かんかい)をめざします。
※全身性強皮症は、皮膚や臓器が硬くなり、血流も障害される病気です。免疫の異常によって、自分自身の細胞を攻撃してしまうことで発症し(自己免疫疾患)、コラーゲンなどの膠原(こうげん)線維の過剰な蓄積が原因になる膠原病の一種です。適応となるのは、ステロイドなどの免疫抑制薬が効かない重症例です。
- 部位分類
- その他
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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福岡県 | 九州大学病院 |
〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 |
092-641-1151 | 2017/08/01~ |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。