- 適応症
- 成人T細胞白血病リンパ腫(症候を有するくすぶり型または予後不良因子を有さない慢性型のものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2013/08/01~
- 療養内容
- 症状のある成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のうち、「くすぶり型」や、予後不良(治りにくい)因子をもたない「慢性型」というタイプに対して、ウイルスや腫瘍細胞の増殖を抑える働きがあるインターフェロンαの皮下注射と、抗ウイルス薬であるジドブジンの内服を併用する療法です。
対象となっている、「くすぶり型」などのタイプは悪性度が低いとされていますが、この治療によって、症状の緩和の他、悪性度が高いタイプへの移行を防いで、生存期間の延長をめざします。
※成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)は血液がんの一種です。ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)の感染が原因でおこり、母乳(母子感染)、性行為、輸血などで感染します。上記の悪性度が低い2つのタイプのほか、悪性度の高い、「急性型」、「リンパ腫型」、予後不良因子をもつ「慢性型」の、合計5つに分けることができます。
- がん分類
- 血液・リンパのがん
- 部位分類
- がん
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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千葉県 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 東病院 |
〒277-8577 柏市柏の葉6-5-1 |
04-7133-1111 | 2013/08/01~ |
東京都 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 |
〒104-0045 中央区築地5-1-1 |
03-3542-2511 | 2013/08/01~ |
福岡県 | 産業医科大学病院 |
〒807-8556 北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 |
093-603-1611 | 2016/01/01~ |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。