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自家骨髄単核球移植による血管再生治療

じかこつずい たんかくきゅういしょくによる けっかんさいせいちりょう

適応症
全身性強皮症(難治性皮膚潰瘍を伴うものに限る。)
技術の実施期間
2021/07/01~
療養内容
手足の皮膚潰瘍を改善するための血管再生療法です。具体的には、自身の骨髄液から血管に成長することができる細胞を含んだ単核球細胞を取り出し、分離濃縮した後に、手や足に移植して新たな毛細血管をつくり出す治療法です。 骨髄液は腸骨(腰の骨)から採取し、移植は血流障害のある手や足への筋肉注射で行います。 皮膚潰瘍の主な原因は毛細血管の障害による血流の悪化ですが、この先進医療によって手や足の血管新生が促されることで血流が改善し、痛み、そして皮膚潰瘍が改善することが期待されます。
全身性強皮症は、皮膚や内臓(肺、腎臓、食道など)が硬くなる病気であり、膠原病の一つです。国の指定難病となっています。同じ強皮症の名前が付いていても、内臓は侵されることがない限局性強皮症はまったく別の病気です。男女比は1対12で女性に多く、30-50歳代に多くみられます。全身性強皮症で皮膚潰瘍があって、現在の治療法では十分な改善効果が得られない難治例が適応症となります。
部位分類
循環器
都道府県 機関名 所在地 電話番号 実施期間
東京都 日本医科大学付属病院 〒113-8603
文京区千駄木1-1-5
03-3822-2131 2022/07/01~
神奈川県 公立大学法人 横浜市立大学附属病院 〒236-0004
横浜市金沢区福浦3-9
045-787-2800 2021/07/01~
京都府 京都府立医科大学附属病院 〒602-8566
京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465
075-251-5111 2022/06/01~
広島県 広島大学病院 〒734-8551
広島市南区霞1-2-3
082-257-5555 2022/10/01~
福岡県 久留米大学病院 〒830-0011
久留米市旭町67
0942-35-3311 2022/06/01~

※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。

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