- 適応症
- 神経因性排尿筋過活動による膀胱機能障害(五歳以上十八歳未満の患者に係るものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2020/01/01~
- 療養内容
- 膀胱壁の排尿に関わる排尿筋に、ボツリヌス毒素という薬剤を注射する治療法です。ボツリヌス毒素には筋肉の緊張を抑える働きがあり、排尿筋の過度な活動を抑えます。
この先進医療により、頻尿や尿失禁などの症状が改善することや、薬物治療のための薬剤の減量・中止、さらには、体への負担が大きくなりがちな膀胱を拡大する手術を回避できることなどが期待されます。
※以下のケースなどに該当する場合が適応となります。- 神経病変により排尿筋の活動が過度に緊張することで頻尿や尿失禁などの膀胱機能障害を起こしている
- 5歳以上18歳未満である
- 1日2回以上の尿失禁が1週間に5日以上ある
- 抗コリン薬という薬剤を1種類以上内服しても症状が制御できない
- 部位分類
- 泌尿・生殖器
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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東京都 | 東京都立小児総合医療センター |
〒183-8561 府中市武蔵台2-8-29 |
042-300-5111 | 2020/01/01~ |
奈良県 | 奈良県立医科大学附属病院 |
〒634-8522 橿原市四条町840 |
0744-22-3051 | 2021/08/01~ |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。