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不可逆電気穿孔法

ふかぎゃく でんきせんこうほう

適応症
肝細胞がん(肝内における長径三センチメートル以下の腫瘍が三個以下、または長径五センチメートル以下の腫瘍が一個であって、肝切除またはラジオ波焼灼療法による治療が困難であり、かつChild-Pugh分類による点数が九点以下のものに限る。)
技術の実施期間
2019/08/01~
療養内容
肝細胞がんを取り囲むように刺した複数の電極針に高電圧の電気を瞬間的に流すことで、がん細胞に極めて小さな穴を開けて死滅させる療法です。治療により熱がほとんど発生せず、神経や血管、胆管への影響が小さいのが特長です。 肝細胞がんの一般的な治療であるがんの切除術(肝切除)や、高熱でがんを焼き固めて死滅させるラジオ波焼灼療法による治療が困難なケースでも、この先進医療で安全で有効な治療成績が得られることが期待されます。
肝細胞がんは肝臓の細胞にできるがんであり、肝臓がんの大部分を占めています。このうち、肝切除やラジオ波焼灼療法による治療が困難であって、肝機能障害が中等度以下(Child-Pugh〈チャイルド・ピュー〉類で九点以下)にとどまっているなどの場合に、この先進医療の対象となります。
がん分類
肝臓・胆嚢・膵臓のがん
部位分類
がん
都道府県 機関名 所在地 電話番号 実施期間
東京都 東京医科大学病院 〒160-0023
新宿区西新宿6-7-1
03-3342-6111 2019/08/01~

※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。

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