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ヒトIL-11製剤を用いた心筋保護療法

ひとあいえるいれぶんせいざいをもちいた しんきんほごりょうほう

適応症
ST上昇型急性心筋梗塞(再灌流療法を施行する場合に限る。)
技術の実施期間
2017/01/01~2018/03/31終了
療養内容
急性心筋梗塞により塞がった冠動脈を広げる治療を行う前に、IL-11製剤という薬剤を静脈内投与する療法です。IL-11とはサイトカインと呼ばれる物質の仲間で、遺伝子工学的手法を用いて作られたバイオ医薬品です。治療により冠動脈の血流を再開(再灌流)させたときに起こる心筋への傷害を、IL-11製剤の投与によって抑え、心筋梗塞治療による後遺症として知られる慢性心不全発症の抑制などをめざします。
ST上昇型急性心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を届ける冠動脈が完全に塞がることで、心臓の一部の筋肉が壊死(えし)する心筋梗塞のうち、心電図の波形に現れるS波とT波が上昇しているものです。
部位分類
循環器
都道府県 機関名 所在地 電話番号 実施期間
大阪府 大阪公立大学医学部附属病院終了 〒545-8586
大阪市阿倍野区旭町1-5-7
06-6645-2121 2017/01/01~
2018/03/31

※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。

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