FOLFOX6単独療法における血中5-FU濃度モニタリング情報を用いた5-FU投与量の決定

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適応症: 大腸がん（70歳以上の患者に係るものであって、切除が困難な進行性のもの、または術後に再発したものであり、かつステージⅣであると診断されたものに限る。）

療養内容: 5-FU（ファイブエフユー）は、3種類の薬剤を点滴や注射で静脈に注入する治療法であるFOLFOX6（フォルフォックスシックス）療法で使用する抗がん薬のひとつ、フルオロウラシルの商品名です。 FOLFOX6療法による治療中に、次回はどれくらいの濃度で5-FUを投与したらよいのかを決定するために、5-FUの血中濃度を測定します。薬剤の吸収や代謝などには個人差があるため、従来の投与法では患者ごとに5-FUの血中濃度に大きな差が生じて、副作用があらわれたり、十分な治療効果が得られないことがありました。治療中の血中濃度測定の結果を次回の治療に反映させて、副作用の軽減と治療効果の向上をめざします。

※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。