- 適応症
- 弁尖(べんせん)の硬化変性に起因する重度大動脈弁狭窄症(慢性維持透析を行っている患者に係るものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2010/04/01~2017/09/30終了
- 療養内容
- 重度の大動脈弁狭窄症に対しては、薬物療法、大動脈弁置換術、バルーン大動脈形成術が行われています。ただし、薬物療法は対症療法にとどまり、大動脈弁置換術は根治療法ですが、胸部を大きく切開するため、体への負担が大きく、慢性維持透析中の場合は行うことができません。また、バルーン大動脈形成術は、比較的体への負担が軽いものの、治療効果の持続性が短いという課題が明らかです。
この先進医療では、機能が低下した大動脈弁を切除し、その代わりの生体弁を、バルーンカテーテルを使って植込みます。これまで根治療法を受けられなかった慢性維持透析中の場合にも行うことができ、症状の改善が期待されます。
※大動脈弁狭窄症は、大動脈弁が機能しなくなることから、失神や狭心症、心不全などを招くおそれがある病気です。
- 部位分類
- 循環器
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
---|---|---|---|---|
大阪府 | 大阪大学医学部附属病院終了 |
〒565-0871 吹田市山田丘2-15 |
06-6879-5111 | 2012/07/01(※)~
2017/09/30 |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。