- 適応症
- 関節リウマチ(既存の合成抗リウマチ薬による治療でDAS28が2.6未満を達成できないものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2016/11/01~2021/09/30終了
- 療養内容
- 既存の抗リウマチ薬に、未承認の抗リウマチ薬であるヒドロキシクロロキンを追加して併用投与する療法です。現在、既存の抗リウマチ薬では寛解(症状が落ち着き、安定すること)に達しない場合は、生物学的製剤が用いられていますが、感染症などの副作用や高額な薬価が課題となっています。ヒドロキシクロロキンは日本では未承認薬ですが、欧米では標準的治療薬として用いられており、生物学的製剤に比べ副作用が少なく安価です。既存の抗リウマチ薬のメトトレキサート、サラゾスルファピリジンなどと併用することで、高い治療効果が期待されます。
※関節リウマチは、関節組織を内側から包んでいる滑膜(かつまく)に炎症がおきて、こわばりや痛み、はれが生じる病気です。進行すると、軟骨や骨が破壊され、筋の委縮や腱の断裂などがおこり、関節が変形するおそれがあります。
- 部位分類
- 筋骨格
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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東京都 | 慶應義塾大学病院終了 |
〒160-8582 新宿区信濃町35 |
03-3353-1211 | 2016/11/01~
2021/09/30 |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。