- 適応症
- 肺がん(小細胞肺がんを除き、切除が困難な進行性のものまたは術後に再発したものであって、化学療法が行われたものに限る。)
- 技術の実施期間
- 2012/01/01~2017/11/30終了
- 療養内容
- 切除が困難な進行性、あるいは再発した肺がんを対象に、血液を採取して、がんを攻撃する強い働きがあるNKT細胞を点滴静注で投与する療法です。 外敵から体を守る働きをする免疫細胞の一種であるNK細胞は、普段からがん細胞やウイルスに感染した細胞を警戒し、見つけ次第、殺傷しています。同様に免疫細胞の一種であるキラーT細胞は、非常に強い殺傷力で知られ、がん抗原に絞り込んで攻撃を仕掛けます。両者を合わせた働きをするのがNKT細胞です。 この治療によって、インターフェロンγ(ガンマ)という物質が放出され、これもNK細胞やキラーT細胞などを活性化させる、と考えられています。 体への負担は少なく、重篤な副作用もないため、QOL(生活の質)を維持しつつ、生存期間の延伸を期待できます。
- がん分類
- 胸部のがん
- 部位分類
- がん
都道府県 | 機関名 | 所在地 | 電話番号 | 実施期間 |
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千葉県 | 千葉大学医学部附属病院終了 |
〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1 |
043-222-7171 | 2012/07/01(※)~
2017/11/30 |
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※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。